前回の記事でCLSに対応した内容をまとめました。
CLSは見事に改善されたのですが、なにが根本原因だったのか。そしてその対策は、はたして最適なものだったのかを検証してみました。
それでは、短い記事ですがどーぞ!
私が行った対策
コチラの記事で私が行った対策は、アドセンスの自動広告の停止でした。自動広告もすべての自動広告を停止したわけではありません。ページ内フォーマットの自動広告をすべて停止したことでCLSが改善されました。
それでよかったのですが、ふと思ったことがあります。ページ内フォーマットは3種類の広告が選択できるのですが、果たしてこのどれがレイアウトシフトを起こしていたのか?今回簡単ですが、調べてみたので記事にまとめます。
検証方法と検証結果
検証の方法としてはこうです。ページ内フォーマットの3種類の広告について一つずつチェックを行い、その後、Page Speed Insightsで結果を確認する。著しく結果を悪くしているものがあれば、それがCLSを悪化させてる根源であることがわかります。言い方を変えると、それ以外の自動広告は無効にしなくてもいいも言えると思います。
さて、さっそく結果を見ていきましょう。まず最初に「関連する検索」広告からです。
これにチェックを入れてPage Speed Insightsで確認してみました。検証に使った記事は私のブログの中でアクセス数の多いこちらを使ってます。
結果がコチラです。CLSには影響を与えていないことがわかります。
次に検証したのが、「Multiplex 広告」です。
Multiplex 広告の検証結果はこちら。こちらもCLSには全く影響を与えていないことがわかります。
最後に検証するのが、「バナー広告」です。
バナー広告の結果がコチラです。CLSの数値が0.3を超えております。自動広告はサイト全体に影響を与える広告表示方法なので、バナー広告を自動表示設定しているだけで、CLSとしてはアウトなのです。
ちなみに、バナー広告を有効にしてたらCLSの数値が悪いというのはわかったのですが、その数値の意味するものは何かも見てみたいと思います。
その数値の意味するものはコチラ。
レイアウトシフトだったのです。レイアウトシフトとは?についてはググってもらえればすぐにわかりますので説明は割愛します。
ブログタイトルの下に現れるバナー広告こそがレイアウトシフトの根本原因なのです。しかもページの上の方でレイアウトシフトが起きるとCLSの値も大きくなるそうです。
まとめ
今回、自動広告のページ内フォーマットの広告3種類についてCLSに与える影響を検証してみました。結果からわかるようにバナー広告がレイアウトシフトを引き起こし、レイアウトシフトが起きることでCLSの数値が高くなることがわかりました。悪いことにページの上の方でレイアウトシフトが起きるため、CLSの値も必然的に大きくなることもわかりました。
今回調査をしてて、疑問として残ることがあるので最後にコメントします。
Googleは自動広告を推奨してるのに、バナー広告を入れることでCLSが上がる。CLSが上がるとSEOにもよくない。一言でまとめると、
「Googleが推奨してることを実践すると、SEOとしてはよくない」ということですよね。私はSEOで検索上位に上がることを優先して、バナー広告を解除する選択をしました。その影響を受けて、広告収入は現在のところ減ってます。対策はまた考えます。
以上、短い記事でしたが読者さまのお役に立てれば幸いでございます。
ごまさば