女性社内SEの日常ブログ

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【最後の模試でD判定】高校受験は合格できる?

高校受験最後の模試でD判定でした。志望校に合格することはできるのでしょうか。

とても不安ですよね。今回は娘がまさにこの状況だったので合格までの道のりを記事にまとめてみました。同じような状況にある方の一助となれば幸いです。

娘の目指した高校

娘は部活をやっていて、夏休み前の部活が終わる前まではとくに受験勉強に励む様子はありませんでした。部活が終わり受験生ということで近くの塾に通うことにしました。娘が目指した高校は学区で2番目の公立の進学校。はっきり言って中学内でも成績上位者しかいけないような学校で、相当勉強しないと合格はできないという高校でした。 

偏差値で言うと68から69です。それほどの難易度の高校でしたが、夏休みからしっかり努力すれば合格県内には入っていくだろうというのが親の見解でもありました。

模試の結果

そんな娘ちゃんですが、模試の結果は第一希望の高校は全てD判定でした。年明け1月の模試が最後の模試だったと思いますが、さすがにそこではB判定くらいとってほしいと思っていました。しかし結果はD判定。振返ってみるとD判定以外の判定を見たことはありません。

D判定ってどういうコメントが書かれているかってご存じでしょうか。簡単に言うと「志望校を変更することを検討してください。」ということが書かれます。合格するのは難しいですよ。と言わんばかりです。

私立の合格発表

娘の第一志望は公立でしたが、そのまえに私立の受験がありました。私立の受験って受験日から2日後くらいに結果がでます。私立はなんとか合格しましたが、希望のコースではありませんでした。転化転化で一番下のコースでの合格でした。

 

その日の夜、家族会議は開かれたのです。

 

娘にはっきりと言いました。

「志望校のランクを落としなさい。今の成績では絶対に合格できないし、落ちるよ!」と。娘の返事は「志望校を受ける。」とのこと。

 

私立の合格発表から公立の受験までは約1か月。

その間は覚悟を決めて勉強しなさいといった記憶があります。その日から土日も休まず、毎日平均5時間くらい勉強していた印象です。

とはいえ1か月でそんなに成績が伸びるとは思っていなかったので、最後に娘が頑張って受験を終えれればいいかなと思っていました。

このタイミングではまだ公立の願書変更は可能でしたが、当たって砕けろの精神で希望校に願書を出すこととなりました。

志望校の受験

ついにこの日がやってきてしまいました。

娘の苦手科目は、数学と英語。ここがいつも以上に取れれば合格の可能性も見えてくるくらいの位置づけです。

私は仕事から帰宅後娘に試験の手ごたえを聞いてみました。「できる範囲では頑張った。」とのことでした。もう当たって砕けろなのであとは神のみぞ知るといったかんじでしょうか。

ここから若干風向きが変わったことが起きました。

なんと今年の試験は数学と英語が難しかったというのです。ほかの受験生も声をそろえたように数学と英語が難しかったと。ということはいつもは数学と英語で点数を取る学生が点数を取れない可能性がある。

とはいえ、D判定からの逆転は無いと思っていました。なんせD判定です。そんなに簡単に覆せるような判定ではありません。

合格発表

公立高校って受験してから合格までが3週間くらいあるんですよね。もう受かるなんて思ってもなかったんでとても気楽でした。そしてついに合格発表の日です。

受かるとは思っていないので、学校に張り出される受験番号は見に行きません。

ネットで公開されたらそれを見て不合格をしるんだな。そう思っていました。

が、ここでミラクルが起きます。なんと合格していました。

受験番号と合格者リストを3回は突合しました。でも間違いでは無いようです。たしかに娘の受験番号はありました。という感じでD判定から奇跡の合格をつかみ取った娘でした。

まとめ

最後に今回の受験を簡単に振り返ってみようと思います。まず第一にD判定で志望校を変えなかったことについて。これについては高校のランクを落とすように話しましたが、娘が頑なに志望校を変えませんでした。ここが一番のポイントで、もしランクを落として合格しても何も残らなかっただろうと思います。たとえだめだとしても本人が納得して受験を終えれればいいというのが親の本心でした。ただ、今回はたまたま数学と英語が難しかったという奇跡があっての合格だったと思います。

受験に置いては受験生と保護者双方で納得のいく形で終わることが望ましいと思う今日この頃です。

以上、短い記事でしたが皆様のお役に立てれば幸いです。

ごまさば